施設形態を把握して自分にあった職場選び
月曜日, 10月 17th, 2016介護職の仕事は、何をおいても仕事への熱意が最も重要です。しかし、どんなにやる気を持って介護の世界に入ってきても、たまたま入職した施設が合わなかったというだけで「自分には介護の仕事は向いていない」と判断し辞めていってしまう新人介護士も多いようです。
そこで求人探しのポイントとして、介護士の主な就職先の特徴を簡単にまとめてみました。
■特別養護老人ホーム
高齢者に「介護サービス」を提供する公的福祉施設です。寝たきりの方や認知症の方など、比較的重度の方が多く入所されているところです。
大規模な施設が多いため、多くの方を相手にする必要があります。その分ベテラン介護士も多く、勉強になる部分も多いことが特徴です。介護スキルを向上させたい方におすすめの職場です。
■有料老人ホーム
高齢者に「住まい」を提供する民間施設です。ホームが提供するサービスの種類によって利用する方は様々です。比較的元気な方も多いのが特徴です。他の施設に比べて利用料が比較的高額なため、採用時には利用者に対する態度を重視されています。
■デイサービスセンター
高齢者の方が日帰りで介護サービスを受ける施設です。食事や排泄の介助、レクリエーションの提供、送迎業務などを行います。
「夜勤がない」「日祝休みの施設が多い」という理由から、主婦の方も多数活躍している職場です。
■訪問介護
職員が利用者の自宅に伺い、身の回りの世話を中心にサービス提供をします。身体介護だけでなく調理や洗濯、炊事などの生活サポートも行うため、家事が好きな方に向いています。
個人プレーなので高い介護スキルが必要となりますが、自分のペースで介護を行えるというメリットがあります。
介護といっても様々な仕事があります。
自分に向いている職場、施設に就職することが大事です。